ファミリースナップ

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ファミリー文化で地域の絆づくり

赤羽家庭教会 前編

2018.10.28に東京都北区赤羽にある「赤羽家庭教会」で開催された『地域の絆を深める2018孝情赤羽秋祭り』の様子を紹介します。

車3台分のスペースでできる秋祭り!

当日はお天氣にも恵まれ、赤羽の空氣も心地よく氣持ちのよい日曜日でした。

会場となった赤羽教会は、JR赤羽駅から徒歩10分弱。
赤羽は今人気の街で、駅周辺の商店街はとても賑やかですが、その喧騒を抜けちょっと落ち着いた場所に赤羽家庭教会はありました。

秋祭りの会場になっていたのは、横幅8m×奥行5mほどの赤羽家庭教会の前の駐車場でした。
車3台分の駐車スペース(写真参照)。なんとここで秋祭りをやってしまうのです。すごい!

駐車場には、テント4つ張られていて、所狭しと飲食の屋台が並びます。

チジミ、たこ焼き、焼き鳥、焼きそば、おでん、綿菓子、ポップコーン、ドリンク。
盛りだくさんです!

書写を奉納するスペースも会場入り口に大きく設けられています。

会場に到着すると、まず、抽選券に名前を書いて参加してください!と、声をかけられます。

抽選券に名前を書くと、教会のネームが入った記念の特製ボールペンをもらえました!(参加賞?)
LEDライトの付いた、なかなか凝ったボールペンです。

駐車場の屋台の他に、教会1階の2部屋が書写及び休憩スペースとして解放されていました。
教会に通い慣れた子供や父兄は、2階から上のスペースも使って遊んでいるようでした。

また3階では子供向けの映画会、4階ではダーツと輪投げが行われていました。

以下、赤羽家庭教会の垣内教会長さんにうかがったお話を交えて、お祭りの詳細を紹介します。

お祭りを行う理由・・・地域に根ざす教会に

垣内教会長に、このお祭りを始めた時のことをうかがいました。

教会長:
「教会(家庭連合)がこの地域にあることを知ってもらいたい!」 地域に根ざしていく取り組みとして、3年前からお祭りを行なっています。赤羽教会ではお祭りの他にも、通常毎月1回、地域の清掃活動を行なっています。
それもできるだけファミリーでやりましょう! と、いうことで、日曜の礼拝の後に、礼拝に参加したファミリーがそのまま参加できるようにして、実施しています。

垣内教会長が、地域における社会貢献をとても意識しておられるのを感じました。
「他のために生きる」
利他の精神は私たちの思想と活動の最も重要な要素ですが、教会という場所はともすれば排他的になりがちですが、自分たちの礼拝の為だけの教会施設ではなく、地域の方の為にも存在している教会であるということを具体的に実践されている教会が増えることは重要な要素だなと感じました。
また、教会長が「ファミリー」ということを、とても重視しているのが伝わって来ました。

今回の秋祭りは3週間前からのスタート!

教会長:
「お店は何を出すのか、誰が担当になるのか? 12時から15時の3時間のお祭りなんだけれど、どれくらいの量を作ったらいいか?」
予算を出して、人材の配置をして、本番まで何度か打ち合わせを続けます。
通常、40日前から委員会を作って毎週打ち合わせをしながら準備を始めます。

今回は、3週間前からのスタートと短い期間でのチャレンジになりました。
しかし、前2回の経験があったので、そんなに無理はなくやれたと思う。

去年と一昨年は、夏祭りでした。
今回は秋祭りなので、氷と、チョコバナナ、きゅうり、冷たい飲み物をなくして、その分、秋なので、おでんと焼き鳥と、子供のために綿菓子も新設。
ゲームで、輪投げやダーツの他に射的もあったのですが、今年はやめました。やる人、担当者がいなくて。
スケジュールが青年部署が行うBBQイベントと被ってしまって、いつも射的を担当する青年がいなくてできなかったんです。」

なるほど、数の限られた日曜日で実施するものなので、いろんなスケジュールとの調整も大変なのですね。

お祭りをやって良かったこと

教会長:
「お祭りを通して教会のみんなが『地域のために教会を盛り上げていきたい』という意識になるので、それがとっても良いですね。

それぞれの屋台の店長さんも、主体的に責任を持って参加してくれて、飲食店の買い出しは婦人たちが担当してくださり、青年も中高生も参加して、ファミリーのような雰囲気ができる。これがとても良いのです。」

なるほど、ここでもやはり「ファミリー」がキーワードですね。
実際にお祭りの会場でも、夫人や壮年、そして青年男女も一緒にたこ焼きやチジミを焼いたりしていて、年齢的に世代間を越えた老若が、一緒に作っているお祭りだということが感じられました。

《後編につづく》

後編:ファミリー文化で地域の絆づくり

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