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3才の娘が教えてくれた愛

谷家庭 前編

今回ご紹介するのは、愛娘が3才で聖和(逝去)を迎えた谷家庭のお話です。
 その娘の名前は英里愛(えりあ)。英里愛ちゃんはお母さんの胎内に居る時から18トリソミー症候群という染色体異常症の診断を受けました。

18トリソミーというのは1年後の生存率が20%以下と言われる大変な病気です。谷さんご夫婦はお医者さんから「もうこの子は諦めて次の子を」と言われました。しかし、英里愛ちゃんはこの地上に生を受け、短い期間でしたが大いなる愛情を育み、霊界へと向かいました。

昨今、生命が軽んじられていると思うしかないような、痛ましい事件が度々報道されていますが、谷さんのお話を通して今一度、生命の実相と、その生命の育む愛の尊さを確認しましょう。

英里愛ちゃん誕生前の不思議な出来事

谷直人さんと伸枝さん夫妻は、2006年に祝福を受けた祝福家庭です。谷さんには英里愛ちゃんを授かる前の様子からお話を聞きました。谷家には英里愛ちゃんを授かる前から色々なことが起こっていたのです。

 

妻:私自身は物事に投入するタイプなので、み旨を歩む上でも夜が遅かったりですとか・・・なかなか子女を授かるタイミングが難しくて、「このまま子女を授からなかったらどうしよう」と思っていました。そして自分夫婦だけの力では難しいと判断して、本格的に不妊治療を始めようと思いました。でも、ドクターからは「年齢がちょっと高すぎるんじゃないか」という事で、自分たちとしては子女を授かれるものだと安易に考えていたところがあったので、「現実というものは厳しいものなんだ」と突きつけられた時に、このまま、授かれるのかなという不安が大きくなりました。

 

 そんな伸枝さんに、2014年の10月、清平役事への参加と本郷苑(文鮮明師のお墓)参拝の機会がおとずれました。

 

妻:その際、もちろん子女の事も考えてはいたんですけれども、それ以前に、真のお父様(文鮮明師)が基元節前になぜ、聖和しなければいけなかったのかという疑問と、あと、自分自身の葛藤がすごくありまして。私たちの責任分担を果たせなかったということが、すごく苦しくて。
実際に、本郷苑に行かせて頂いた時には、自分のことよりも、その場で慟哭しながら、お父様に申し訳なかったと申し上げて。今後、お父様が願われているのは伝道であり、やはり氏族メシヤだなという事で、そこで決意をして戻ってきました。

 

その際、伸枝さんに不思議なことが起こりました。

 

妻:本郷苑に行かせて頂いたバスの中で、不思議なんですけれども、お父様のお声で、ゆっくりとしたお声で、「お父さんとお母さんは、仲良くしなきゃね」っておっしゃられて。それが最初「お父さんとお母さんって、誰だろう?」 って・・・。
そのあと主人と、自然妊娠をいたしまして。子女を授かった時に、本当に主人が喜んで。その時に、「あれ? もしかしたらお父様がおっしゃっていた事は、私たちの事なのかな」って、そこではたと気付きまして。「ああ、じゃあ本当に、父と母にならなきゃいけないな」って。今までは、父と母というものがよく分からなかったのですが。
授かった事を知った時は、この生命の重さとかそう言った事をすごく感じたのをよく覚えています。

妊娠後に大変なことが…

 妻の伸枝さんは、安定期を迎えてもまだ体調が優れない日が多かったそうです。

 

妻:40度ぐらいの熱がずっと続いて。下がったかと思うとまた40度近く上がってと、そういうことが何度か続いて。その辺りからずっと気持ちが悪くて、つわりもひどかったんです。このままどうなってしまうんだろうと不安で・・・。

 

 そんな時に、また不思議なことが起こりました。

 

妻:具合が悪くて寝ている時に、背中の方からあたたかい、包まれるような感覚がありまして、そしたらまたお父様のお声で「頑張りなさいよ」と。「どんなことがあっても頑張りなさいよ」って、一言おっしゃられて、パッと消えられたんです。私は、「はい、わかりました。こんな事くらいじゃ負けません」と言って、その時は過ごしてきたんですけれども。

夫婦で『2015天運相続つつじ浄火祭清平特別大役事』に参加して帰ってきた後、ちょうど7ヶ月目に病院のエコーを受けたら「ちょっと、お子さんに問題があります」という事で。「心臓に重度な心疾患が見られます」と。心臓に3つ穴が空いていると言われました。胎児の症状は重篤で、私は大きな病院に転院したんです。

その病院で主治医の先生が、初めて行った病院でまだ検査もしていないのに「おたくのお子さんは18トリソミーですよ」って、即、診断されたんです。「どうしてそんな事を決めつけるんですか」って、先生にちょっとくってかかってしまったんですけれど、そのまま、即入院ということになりました。

 

妻:神様に「どうして? どうしたらよろしいんでしょうか?」という事をたずねました。日々もう、何かこの・・・医師からは、「覚悟をしておいてください」とか、「このお子さんはあきらめて、次のお子さんを考えられてもいいんじゃないですか?」とか、そういう言葉にも傷つき・・・。お腹の中では娘が成長していて、今心臓が動いて生きているのに、どうしてそんなことを考えられるかな、と。今考えると、そこは地獄の日々でした。

神様にずっと、何日もたずねていたら、「ゆだねなさい」と一言、おっしゃられました。「その子はどんな子でも、私の子だよ」って。神様がそう言ってくださった時に、ちょっとこう、ホッとしたんですよね。ああそうか、「自分がなんとかしなきゃいけない、自分がどうしてこうなってしまったんだろう」と、自分の責任として背負っていたので、すごく苦しくなっていたんですけれど、ゆだねていけば神様が導いてくださるなっていうことを感じました。

 

(次回につづく)

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