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NEWS多田文明氏および紀藤正樹弁護士の不適切な記事および投稿への抗議
プレスリリース
世界平和統一家庭連合
広報局
11月29日に「Yahoo!ニュース」で公開されたジャーナリスト・多田文明氏の記事を紀藤正樹弁護士が自身の「X」アカウントで引用して、当法人の二世信者に対して自殺を助長する結果を招きかねない投稿をしています。このことに対し、当法人は厳重に抗議します。
多田氏の記事は、「教義を否定する一番の方法は『自殺をすること』深刻な宗教2世のメッセージ 旧統一教会への第9次集団交渉」とのタイトルで公開され、この記事を紀藤弁護士が「X」で引用して「二世信者の悲劇がまた表に出ました>教義を否定する一番の方法は『自殺をすること』」などと投稿しました。多田氏の記事も紀藤氏の投稿も「宗教二世問題」の解決には自殺しか方法がないと受け取れる表現であり、自殺を助長する結果を招きかねない極めて不適切な投稿だと言わざるを得ません。多田氏の記事とタイトルは極めて問題ですが、それを意図的に拡散する紀藤氏の投稿は更に酷く、言語道断です。仮に紀藤氏の投稿を読んで自殺を図る二世信者が現れたとしたら、紀藤氏はどう責任をとるのでしょうか。
本来ならば、多田氏の記事の中にあるように、「自分自身を否定する方法に『自殺』という道は絶対にあってはならない」ことを第一に伝えるべきです。それにもかかわらず、多田氏の記事のタイトルや紀藤氏の投稿は、「集団交渉」に参加した二世信者の発言を利用して家庭連合の評価を貶める意図が第一にあるといえ、「宗教二世問題」の解決を優先しているとは到底言えません。
当法人は、二世信者の中には過去に辛い思いをしてきた方々もいることを受け止め、各種の対応・施策を行ってきました。また、2022年以降は、教会員の家庭や子女が抱える悩みに対して真摯に相談に乗り、その解決を共に図っていくことを目的として「家庭相談員」制度の拡充を行うなど、過去の反省をもとに更なる改革を進めてきました。当法人を殊更に敵視する紀藤氏らの姿勢は、むしろ「宗教二世問題」の解決を遅らせるものであると言わざるを得ません。また、紀藤氏のこのような「自殺」に関する投稿は、弁護士として人権感覚が極めて希薄であると言わざるを得ません。
当法人は、多田氏や紀藤氏の記事及び投稿に対し厳重に抗議するとともに、上記のような不適切な記事及び投稿を早急に削除することを強く要求します。