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NEWS韓国内のメディア報道に対する韓国教会本部の見解
プレスリリース
世界平和統一家庭連合
広報渉外局
家庭連合 韓国教会本部より、韓国内でのメディア報道に対する見解が発表されました。以下に、全文の和訳を掲載します。
孝情ブリーフィング
登録日:2025-10-19
事実を明確にします
愛する食口の皆様、
最近、複数のメディアにおいて、真のお母様および家庭連合の活動について、事実と異なる解釈をしたり、歪曲して報道する事例が相次いでいます。特に、私たちの教団がカンボジアのメコン川流域を開発する事業で利権を得るため金品を授受したという疑惑が提起されていることから、韓国家庭連合は事実関係を明確にしたいと思います。
真のお母様は私たち教団の宗教的・象徴的指導者
真のお母様は家庭連合の宗教的・象徴的指導者として、人類の平和と和合、天の父母様(神様)のみ旨を伝える信仰的ビジョンと価値の伝播に専念しておられます。家庭連合と世界本部の政策樹立、予算執行、組織運営などの、世俗的な意思決定と行政実務には直接関与されません。これらの事項は各団体の代表者である世界本部長、財団理事長、各国会長らが、法と定款に基づき、独立して決定し執行しています。
真のお母様の「天の父母様のみ旨が、この地の上にも実現することを願う」というみ言を政教癒着と解釈するメディアの報道がありますが、これは、キリスト教をはじめとする伝統宗教が共有している新しい世界、あるいは「神の国」といった宗教的意味を含むみ言です。
外交・平和活動に関する事実関係
家庭連合が長い期間推進してきた国連第5事務局誘致運動は、あくまで韓半島の平和と、大韓民国の国益のための国際平和キャンペーンであり、これを特定の政治勢力や利害集団のためのロビー活動と規定することは明らかな事実の歪曲です。
また、メディアで報道されたメコン川ピースパーク事業は、前世界本部長が、2023年5月に免職された後も関連資料を全て持ち出して独自に推進してきたものであり、教団は当該事業を継承したり継続したことはなく、教団レベルで推進した政策でもありません。
さらに、真のお母様は尹煐鎬・前世界本部長に対し、いかなる不正な請託や指示もされたことはありません。現在の事件は教団の責任を担っていた一人の指導者の個人的な逸脱に起因するものではありますが、これを監視できなかった教団の構造にも問題がありました。これを受けて、韓国家庭連合は既に内部的に再発防止のための構造改革と、管理システムの補完を推進しています。
ODA及び政府支援金に関する事実
一部メディアが報じた「政府開発援助(ODA)を通じた教団行事費支援」疑惑は、制度的・法律的に不可能な主張です。OECD統計指針と「対外経済協力基金法」第7条に基づき、宗教施設及び宗教団体はODA支援対象からはっきりと除外されています。また、韓国の対外経済協力基金(EDCF)を通じて宗教施設や教団行事を支援した事例は、一件たりとも存在しません。韓国政府の開発途上国支援政策は、朴槿恵、文在寅、尹錫悦政権を経て継続的に行われてきた国家レベルの外交政策に過ぎません。
国際行事と政治家の出席に関する件
家庭連合が主催する国際行事は、常に世界平和、和解、人類の共同繁栄をテーマとする公共的性質をもつ行事です。したがって、政治家や社会指導者が祝辞を述べることは、宗教行事の政治的動員ではなく、国家と社会の平和のための協力の表現です。
また、教団は政治的中立を維持し、いかなる政党とも連携したり偏った立場を取ったことはありません。例えば、2022年2月13日に開催された「韓半島平和サミット」の行事には、当時の大統領選挙の与野党候補全員を招待しました。このような行事に対する教団の姿勢を見ても、教団は政治的偏向とは無関係であり、国際的な平和外交の一環として推進されてきたものです。
愛する食口の皆様、
真のお母様は常に真実が明らかになることを信じ、「時間がかかっても、正義は必ず明らかになる」とおっしゃいました。今の状況は、私たち皆が事実と信仰の基準を守りながら進むべき時です。韓国家庭連合は虚偽報道と宗教的偏見に断固として対処し、メディアと国民が事実に基づいた公正な視点で本質を見られるように、最後まで努力します。
天の父母様と真の父母様が私たちと共におられることを信じ、すべての食口が揺るぎない信仰と精誠をもって一つとなってくださることを願います。
世界平和統一家庭連合 韓国副協会長 金東宴(キム・ドンヨン)
(オリジナルサイト)
세계평화통일가정연합 효정브리핑