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NEWS拉致監禁被害12年5カ月・後藤徹さんが名誉棄損で鈴木エイト氏を提訴
プレスリリース
「全国拉致監禁・強制改宗被害者の会」代表・後藤徹さんは令和5年10月4日、ジャーナリストの鈴木エイト氏の発言等で名誉を棄損されたことを理由に、同氏に1100万円の損害賠償などを求める訴訟を東京地方裁判所に起こしました。
後藤さんは12年5か月(平成7年9月11日~平成20年2月10日)にわたり、都内のマンションなどに監禁され脱会強要を受けましたが、最後まで信仰を守り抜きました。監禁解放後に“脱会屋”や家族を相手取って、損害賠償請求訴訟を提起したところ、東京高裁は平成26年11月13日、監禁の事実を認定した上で、脱会屋らに総額2200万円の損害賠償の支払いを命令。最高裁も平成27年9月29日、この判決を追認し、後藤さんの勝訴が確定しました。
上記事実にも関わらず、鈴木エイト氏はブログ「やや日刊カルト新聞」において、「マンションに留まり、居直った末に果てにニート化して、ただの“引きこもり”となった男性信者」などと後藤さんを愚弄し、読売テレビの情報番組『情報ライブミヤネ屋』でも「引きこもり」とコメントするなど、名誉棄損発言を繰り返したため、後藤さんは鈴木氏に対し、同ブログの記事削除と慰謝料1100万円の支払いを求めています。
都内で記者会見後に開いたメディア報告会で、後藤さんは「拉致監禁中に自殺した女性やレイプ被害にあった女性もいます。鈴木エイト氏の発言は拉致監禁被害の再発を助長する危険な言動です」と述べ、危機感を募らせました。一方、原告代理人である徳永信一弁護士は「鈴木エイト氏の『引きこもり』発言は、最高裁で認められた内容を覆さない限り勝つことが難しいはず」と指摘。もう一人の原告代理人である中山達樹弁護士は「拉致監禁被害は過去の話ではありません。今回の裁判を通して、家庭連合(旧統一教会)の拉致監禁被害4300名の事実が、広く日本社会に認識される切っ掛けになって欲しいです」と語りました。
(10月6日 追記)
後藤徹の裁判に関する新サイトが開設されました。
記者会見後に行われたメディア報告会の模様は、こちらよりご視聴いただけます。