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「小川さゆりさん記者会見」に対する事実説明

プレスリリース

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2022年10月14日

報道機関各位

世界平和統一家庭連合

広報部

「小川さゆりさん記者会見」に対する事実説明

 

10月7日に当法人の元二世信者の小川さゆりさん(仮名)が日本外国特派員協会で行った記者会見に関して、一部メディア等で事実とは異なる内容が報道されていますので、ここに当法人が把握している事実内容を説明いたします。

 

【FAXを送ったのは会見が始まる前であったという事実】

 

 一部のメディアでは、会見の途中で当法人から会見中止を求める通知書が届いたと報じられ、あたかも当法人が小川さんの会見を途中で妨害しようとしたかのように報じられていますが、これは事実と異なっています。まず、当法人が小川さんのご両親に確認したところによれば、ご両親が英文のFAXを特派員協会に送付したのは、会見当日の午前9時半ごろのことであるということです。その後、当法人の代理人である福本修也弁護士が日本文のFAXを送付したのは、会見が始まる前の正午頃でした。この事実は特派員協会が報道機関の質問に答えている内容であり、小川さんご自身も認めています。

 

 特派員協会の説明によると、ご両親と福本弁護士が送ったFAXに特派員協会の担当者が気付いた時点で既に小川さんの会見が始まっていたため、会見の途中でその内容を司会者および小川さんご夫婦に伝え、途中で紹介する形となってしまったということです。

 

 したがって、当法人が会見を途中で妨害するためにFAXを送ったという内容は事実と異なっていますので、今後そのような報道を行わないよう要請いたします。

 

【小川さんの病状を公開する意図はなかったという事実】

 

 ご両親および弁護士が送ったFAXには、小川さんが抱える病気についても記載されており、会見を中止すべき理由として挙げられていました。その理由は、あくまで小川さんがこれ以上公の場に出ることで、ご本人の症状が悪化することを心配した「親心」からです。

 

また、ご両親のFAXおよび弁護士のFAXは、特派員協会宛てに送付されたものであり、小川さんご本人に宛てて送付されたものではありません。その意図は、そのような病気を抱える小川さんに記者会見を行わせることに対して、特派員協会側の熟慮と再考を要請するものでした。

 

 したがって、事前に送られていたFAXを会見の場で読み上げ、小川さんが抱える病気について公表したのは、あくまで特派員協会および小川さんご夫婦の判断であり、ご両親や当法人が意図したことではありません。

 

 なお、小川さんのご両親は、小川さんが記者会見で発言した内容には事実と異なる点が多分に含まれていると考えていますが、小川さんの状況を考慮して詳細は控えさせていただきます。

当法人では、既に教会改革推進本部が具体的な取り組みをスタートし、いわゆる「二世問題」に対しても全国の教会において対応が進められております。その中で、小川さんのご意見に対しても真摯に耳を傾け、もしご本人の希望があれば、対話の機会を設けさせていただきたいと考えております。

 

以上