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NEWS真のお母様の拘束適否審の棄却に対する家庭連合の立場
プレスリリース
世界平和統一家庭連合
広報渉外局
家庭連合韓国本部より、韓鶴子総裁の拘束適否審の棄却に対する声明が発表されました。
以下に、全文の和訳を掲載します。
孝情ブリーフィング
登録日:2025-10-02
真のお母様の拘束適否審の棄却に対する家庭連合の立場(声明)
愛し尊敬する全国の祝福家庭、食口の皆様へ、
本日(10 月 2 日)私たちは、再び、天が崩れるような深い悲しみに直面しました。真のお母様の拘束が妥当かどうかを再度判断してほしいという訴えが棄却されたという知らせに、私たちの心は言い表せない悲嘆でいっぱいになりました。
法の名のもとに真実に近づこうとした切実なる期待が退けられたこの現実の前に、私たちは深い遺憾を表するとともに、この地の正義と良心に改めて問いかけざるを得ません。生涯をただ人類の平和と共生のために献身してこられた平和の母に対する尊重と理解を見いだすことのできないこの決定に、私たちは惨憺たる心情を禁じ得ません。
しかし、愛する食口の皆様、
悲嘆に沈んでいるのではなく、今こそ顔を上げなければなりません。今の悲しみが私たちの胸を切り裂くとしても、絶望に座り込むことは、真の父母様が血と涙で築かれてきた勝利の歴史に背を向けることになるからです。本日お母様が担われた十字架は、終わりではなく、新しい始まりを告げる摂理の道標(みちしるべ)です。かつて真のお父様が苦難を越えて栄光へと進まれたように、今お母様が歩まれるこの道もまた、より高き天のみ旨を成す聖なる過程であると、私たちは固く信じています。
冷たい鉄格子の中にお一人でおられても、ご自身の安否以上に、もしかしたら子女たちが心を痛めているのではないかと気を揉まれる、お母様の胸が張り裂ける心情を推し量り、私たちにくださった愛のみ言を改めて胸に刻みます。
「私の心配をしないでください。私のために祈らないでください。皆さんと皆さんの家庭、私たちの教会、そして天の父母様(神様)のみ旨が成就されるよう祈祷し、精誠を尽くしてください」
このみ言は、単なる慰めを超えて、私たちに進むべき道を照らす希望の灯火であり、揺るぎない命令です。これを受け、私たち家庭連合はお母様の大いなるみ旨を奉じ、きょうのこの試練を乗り越えて、毅然と私たちの道を歩むことを決意し、次のように私たちの立場を明らかにいたします。たとえ私たちの心情が焼けるように傷つき、目の前が暗闇に覆われていようとも、お母様のみ言に従い、悲しみを勇気に変え、涙を祈祷に昇華させて、黙々と前進してまいります。
第一に、私たちは今回の裁判所の決定に遺憾を表します。真のお母様の無実を最後まで証します。真実の光は、一時的に覆い隠されることがあっても、永遠に隠すことはできません。私たちは法的、平和的な方法を通じて、お母様の無念さを解き、名誉を回復するその日まで努力を止めません。
第二に、私たちはこの試練の時間を、信仰共同体の結束を固める契機といたします。外からの試練が激しくなるほど、私たちはより一層真のお母様を中心に固く一つとならなければいけません。互いへの不信や批判の声を治め、温かい慰めと励ましで互いの手を取り合う、成熟した共同体の姿を示しましょう。私たちの涙が天を動かす祈りとなり、私たちの精誠が真実を明らかにするろうそくの灯火となるよう、心を一つにしてまいりましょう。
第三に、私たちはこの苦難を教訓として、より一層信頼される共同体へと生まれ変わるための刷新の努力を止めません。お母様が強調された「刷新」の道に従い、自らを省みて不足していた部分を補っていきます。これを通じて私たちは、社会の「光」と「塩」になる、真の愛の共同体として、揺るぎなくまっすぐに立つことでしょう。
愛する食口の皆様、
最も濃い闇が夜明けの黎明を準備するように、今のこの苦難は私たちを絶望に陥れる終わりではなく、より大きな栄光の朝を迎えるための天の摂理であると固く信じましょう。
私たちの信仰と愛が一つとなるとき、天は必ず私たちと共におられます。より懇切な祈祷で、より揺るぎない信仰で、そしてより熱い愛で一つとなり、この試練の川を共に渡ってまいりましょう。
2025 年 10 月 2 日
世界平和統一家庭連合 神韓国協会長 宋龍天
(オリジナルサイト)
세계평화통일가정연합 효정브리핑