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ブラジル・サンパウロで「中南米ファミリーフェスティバル2018」開催

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8月4日午後(日本時間5日未明)、ブラジル・サンパウロにある「アリアンツ・パルケ・アリーナ」で、「中南米ファミリーフェスティバル2018」(中南米希望前進大会)が開催され、中南米33カ国から宗教指導者や平和大使のほか、家庭連合の教会員など多数参加しました。大会の模様はインターネットで全世界に生中継されました。

 

本大会に先立ち、ブラジルで人気の男性デュオ「フェルナンド&ソロカバ」の軽快な歌と演奏や、地元の子供たちによる「テコンドー」の演舞が行われ、フェスティバルの雰囲気を盛り上げました。

 

本大会では、司会を務めたセザール・ザドゥスキー博士による歓迎の言葉のあと、トリニダード・トバゴのアンソニー・カルモナ前大統領が祝辞を述べ、「若者の力を過小評価してはいけません。一人ひとりの力が重要です。夢や希望を放棄してはいけません。皆さんは世界に大きな変化をもたらす力を持っているのです」と若者たちを激励しました。

 

引き続き、「家族」をテーマにした作文コンクールで優秀な成績を収めた中高生が表彰。また、19台のバスで最も多くの学生を会場に連れてきた学校も表彰されました。

 

中南米33カ国の国旗が入場し、ステージ上に掲げられるセレモニーが行われたあと、5分間の休憩をはさんで、各界の指導者が登壇しました。

 

「千の声合唱団」の迫力あるパフォーマンス、モンテイロ・ロバート市のダニエラ・サントス・ブリトー市長の挨拶のあと、多様な宗教が一つになることを象徴する「宗教修交式」が行われ、カトリック、プロテスタント、イスラム教、ヒンズー教、家庭連合などの代表がそれぞれ、コップの水をガラスの器に注ぎ、代表者が祈祷を捧げました。

 

文鮮明・韓鶴子総裁ご夫妻の生涯と世界的な業績を紹介する映像の上映に続いて、会場全体の拍手に迎えられ、韓鶴子総裁が文善進世界会長と共に入場され、約35分間にわたって基調講演を行われました。

 

その中で、韓総裁は「今、世界で起きているすべての難問題を人間の力で解決する方法はありません。神様を知り、神様に侍らずしては解決する方法がないのです。神様に侍ろうとすれば真の父母(文鮮明・韓鶴子総裁ご夫妻)を通してのみ侍ることができます。真の父母によって再び祝福結婚を受けなければ、真の子女の立場に行くことができません」と強調。そのうえで「天の父母様(神様)は真の父母と共にいらっしゃるので、新しい時代、基元節を通じた天一国時代を今、開いていっているのです。(今年1月の)アフリカ・セネガルでのサミット会議を通じてアフリカの多くの宗教団体の責任者が祝福式に同参するようになりました。11月には、南アフリカ共和国で10万名の祝福大会をするという報告を受けています。このようなことこそ人類が願う夢なのです。どのようにして人類一家族の夢を成就していくことができるでしょうか。中心に創造主・天の父母様と真の父母様に侍る立場で、世界のすべての国が兄弟姉妹となることにより、人類一家族の夢を実現することができるのです」と語られました。

 

また、韓総裁は「世界を一つにまとめることのできる世界平和高速道路を今提唱しています。特に南米は最南端のチリ・サンチアゴから北米、アラスカを経てユーラシアを渡り、韓国に行くことのできる平和高速道路を、皆さんが心を合わせて早い時期に成就することができるように一緒に行きませんか」と強調。「家族という言葉は、お互いに疎通し合わなければなりません。遠く離れていてはそれを感じることができません。人類一家族の夢に対して、お互い早い時期に疎通できる平和高速道路が必要なのです」と訴えられました。

 

最後に韓総裁は、南米アマゾン川流域の環境保全の重要性を重ねて強調されたうえで、「言葉だけではなく、実質的に私たちが、そのように決心し一つになって動いていけば可能なことなのです。……そのようになる時に、天が祝福したこの大陸が、天の前に責任と称賛をささげ、神様に侍る『神中南米』になることを祝賀します」と語られました。

 

会場全体が立ち上がって感謝の拍手を送るなか、韓総裁は、感謝の花束を受け取られたあと、会場に向かって笑顔で手を振りながら退場されました。

 

その後、豪華賞品が当たる抽選会が行われ、大会は閉幕しました。