コラム

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4つの目的に向かって努力しよう!

家庭力アップ講座
多田聡夫(家庭問題研究家)

みなさんは家庭生活の中で、相手を変えようといろいろと努力をしてこられたのではないでしょうか。相手の行動を変えさせるのではなく、なぜそのような行動を取るのかという、相手の気持ちを理解できる自分自身になってみませんか?

この講座で目指す「家族力アップ」には、以下の4つの目的があります。

 

親は子供の「やる気」と「思いやりの心」、「感謝の心」が育つような、真の愛情に包まれた教育環境を整えることが大切です。これが第一の目的となります。そのためには親自身が「やる気」と「思いやりの心」、「感謝の心」をもった人になっていなければなりません。親がそうなっていないのに、子供だけがやる気があって、思いやりと感謝の心をもつことは難しいことではないでしょうか?

 

また理想家庭に投入することは神様の願いであり、人間の願いですから、どういう家庭を目指し、どういう子供に育てたいのかというゴールを明確にする必要があります。皆さんは、夫婦で、または家族で「どんな家族を作ろうか?」などという話し合いをしたことがあるでしょうか?

 

会社やスポーツのサークルなどの場合は年間目標を立てたりします。目的を共有し、課題を共有します。そして、目的に向かって、問題を克服しながら前進していこうとします。ところが、私たちの愛や力の根本でもある家庭は、もっと深い絆を結ぶ必要があるのですが、なかなかそうはいきません。私達の愛する家庭であれば一層、絆を深めてゴールを一致する必要があります。家庭の目的が明確になったときに、いろいろ問題が起きたとしても家庭の軌道修正ができるようになります。

 

第二の目的が、家庭の目標を持つことです。この「家庭力アップ講座」では、まず家族が一つの目的に向かって生活できるようにするために家族で会議をしながら、具体的な家族の共通の目的を話し合います。ですから、「家族会議」のできる家族となることが第三の目的です。

 

そして、社会のために家族でボランティアをできるようにしていきます。社会への奉仕こそ、家族の中で育んできた人のために生きる文化を、社会で一つ一つ実践する場となるのです。これが第四の目的です。

 

みなさんは家庭生活の中で、相手を変えようといろいろと努力をしてこられたのではないでしょうか。相手の行動を正そうと一生懸命に努力されてこられたのではないでしょうか。ここで、一度大きく深呼吸をしてみませんか? そして、相手の行動を変えさせるのではなく、なぜそのような行動を取るのかという、相手の気持ちを理解できる自分自身になってみませんか?

 

今までの生活習慣が長年にわたって身に染みついているわけですから、すぐには自分自身を変えることはできないでしょう。ここでご紹介していく学習内容を2~3回ほど繰り返しながら、周りの方と家族関係を作り上げてみることを楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

ひと言で言えば、「絆」作りです。相手の気持ちを感じることができるようになり、自分自身の成長を感じる時、皆さんの家庭の中にも少しずつ変化が訪れることでしょう。それも、うれしい変化を発見するに違いありません。

 

さあ今日から、たとえどんなことがあっても、「夢をあきらめない」「家族をあきらめない」「自分をあきらめない」、この三点を忘れないようにしてまいりましよう。