コラム
colum共感的聴き方の実践③
教えるよりも「育つ」環境を作ること。そのためには聞いてあげること。「不登校。学校に行けないのは苦しいよな。辛いよな」と共感的に理解してあげるのです。共感的に理解してあげると、子どもは喜び、親の愛情を感じ、心が正常になっていきます。子供は、お父さん、お母さんに心配をかけていることを気づき、学校に行こうと思うようになるのです。
「よかったら褒める、悪かったら叱る」について
「共感的聴き方」を何度も何度も繰り返して実践することで、自然と「積極的聴き方」ができるようになります。知識だけ理解して、いざ家庭の中で実践しようとしても、すぐにはうまく行かないかもしれませんが、相手の気持ちを分かってあげようという「人の為に生きる」実践を続けていけば、必ずうまく共感していけるようになります。
積極的な聴き方
「積極的聴き方」も「共感的聴き方」と同じように、子供に親の愛情が伝わる聞き方です。「共感的聴き方」を何度も何度も繰り返して実践することで、自然と「積極的聴き方」もできるようになります。知識としてはわかっていても、なかなか家庭の中ですぐにうまく実践できないことがあると思いますが、なにより相手の気持ちを分かってあげたいという“人の為に生きる”精神で取り組んでいけば、必ずうまくできるようになるはずです。
「親メッセージ」の伝え方①
今までに学んだ「共感的聴き方」や「積極的聴き方」によって子供の気持ちを「共感」した土台の上になされるのが、ここで学ぶ「親メッセージ」です。「共感的聴き方」や「積極的聴き方」を実践することを通して、「親メッセージ」を正しく実践することができるようになります。
「親メッセージ」の伝え方③
親子が心を一つにしたいときは、親と子が縦の関係ではなく、横の関係になる必要があります。そのうえで、親子の気持ちを一つにしていく努力が必要です。親が上の位置から権力を行使したのでは、ますます子供の心は離れていきます。
親は往々にして子供の行動を変えたいと願いますが、子供と同じ目線に立ち、子供の心を共感し理解してあげることが必要なのです。
愛することで「個性真理体」を確立する①
「個性真理体」という考えは、自分の存在を肯定する感覚を育てます。子どもが信頼と安心を感じて、何事にも前向きになるのです。私たちは、一人ひとりが、「個性真理体」として神様が愛で育み、認めていただいている尊い大切な神様の子女です。
愛することで「個性真理体」を確立する②
親が自分の理想に沿って子供に注意したり助けたりしすぎると、親の望む子供というものを教えるだけになってしまい、「親にとってのいい子」になってしまいます。
責任分担の自覚
責任分担を学んだ子供は、自分の行動次第で結果が変えられることを知ることができますし、耐性や問題解決能力が育まれていきます。また、現実から目をそらすことなく、しっかりと現実を見つめる勇気が育つようになります。
「人のために生きる」喜びを教える
本当のやる気というのは、子供自身の中から湧いてくるものであり、そのようなものであってこそ、環境にかかわらず継続して行けるものになるのです。最終回は、どうしたら子供の本当のやる気を引き出すことができるかを考えていきます。
共感的聴き方の実践②
親には、もっと忍耐強く子供を諭していくように説明する責任があります。子供が自分の不安を打ち消す方向に向かうまで、黙って話を聞くようにします。子供を何とかしてやりたいと思うのであれば、まずは黙って聞くことです。子供が何をどう感じているのかが分からないと、「なんとかしてあげる」こともできません。