愛知県 60代 女性
中村きみ子さん(仮名)

自家用車に油性マジックで落書きされる

編集(以下、編):中村さん、今日はお時間を取っていただき、ありがとうございます。
まず、中村さんが家庭連合に伝道された経緯についてお伺いしても良いでしょうか?

中村さん(以下、中と省略):はい、私の場合は、実は妹が先に伝道されていて、妹から声をかけられました。もう今から35年以上も前です。それで統一原理を勉強し始めました。
私は、宗教と聞くと、暗いお寺のような場所をイメージしていました。でも、恐る恐る教会に行ってみるととても明るい雰囲気でした。教会員の方々も一途に一生懸命頑張っている様子で、悪いところじゃないんだなと思ったんです。

私は、知的というよりは情的なタイプなので、統一原理を学んでいくと、情的に感動する部分が多かったです。例えば、文鮮明先生や韓鶴子総裁が実際に足を運ばれた場所で祈ると、ご夫妻が日本を愛してくださった思いが伝わってきて、本当に素晴らしいなぁと思って涙が出ます。
礼拝に出ても、教会のみんなに会えることが嬉しいし、一週間を歩む力ももらえるので感謝しています。

:ありがとうございます。
それでは、中村さんが受けた「被害」について教えていただいてもよいでしょうか?

:これです(車の画像を見せて下さる)。2023年秋のある日の朝8時半ごろ、先に気づいたのは主人でした。主人に呼ばれて見てみたら、車のボンネットにすごく大きく、白色の油性マジックで殴り書きされていたので本当に驚きましたね。白の油性マジックで「統一教会」とはっきりと書かれたほかに、侮辱的な言葉や、私は特に誰かからお金を借りてもいないのに「金を返せ」などと書かれていました。「どうしてこんなことをするの⁉」と感じて悲しかったです。

油性のマジックで書かれていたので、簡単には消せなかったのですが、メラミンスポンジでこすってやっと消えました。多分、車の表面の塗装が少しはがれてしまったと思います。私たちが気付くまでの間、家の前を通った人からは丸見えだったと思うので、そのこともショックでしたね。

翌日、近くの警察署に被害を届けに行きました。警察が「パトロールを強化するように対応します」という話をされて、それ以降は不審な出来事は起きていません。ただ、まだ誰が落書きを行ったのかは分からないままなので、不安はあります。

こういう迷惑行為の被害は、2022年以降、全国の他の教会員もたくさん経験していると伺っています。家庭連合の信徒でもふつうに暮らせる社会になればいいなと思います。

:本当にそうですね。今日はありがとうございました。

一覧へ戻る